矢野経済研究所、クレジットカード市場調査結果公表
矢野経済研究所はクレジットカードショッピング市場の調査を行い、結果を一部公表した。
それによると、2010年度のクレジットカード利用金額は37兆575億8000万円。
前年度より3兆4224億7300万円増加し、率にして10.2%の高い伸びをみせている。
クレジットカードの市場が大きく伸びていることが数字でも明らかになった。
また、2010年6月に総量規制が施行されて1年が経過したが、カード会社各社の業法対応も一巡しつつあることも分かった。過払い金返還請求の影響も、減少傾向にあるもよう。
しかし一方で規制によりキャッシングの残高が大きく減少し、キャッシング事業での収益は大幅な減収となった。結果、クレジットカードの利用率は伸びているにもかかわらず、クレジットカード事業全体の営業収益は減収であった。
今後は、キャッシング以外での収益の確保が、クレジットカード業界の共通課題といえる。
今回の調査は、2011年7月から9月にかけて、国内のクレジットカード発行会社と加盟契約会社を対象に同研究所が独自に電話やメールによってヒアリング取材し、分析したもの。