iTunes Storeのクレジットカード被害多数報告
消費者庁は「iTunes Store」の利用者が身に覚えのないクレジットカード代金を請求されるトラブルが相次いでいるとして、2月17日、iTunes株式会社に対する公開質問状を手渡し、同庁Webサイトにも公開した。
文書では、(1)被害の把握の程度(2)原因究明の見通し(3)個人情報保護の実態(4)利用者から相談を受けた際の対応(5)相談窓口の設置予定―などについて説明を求めている。
消費者庁によると、音楽配信サイト利用者のクレジットカード不正請求は昨年秋ごろから増加。特にiTunesの被害者が多く目立ち、大手クレジットカード会社5社への聞き取り調査では、計95件、総額約700万円もの不審な請求が確認された。
質問状の回答期限は設けられていない。またアップルは、2月21日時点でこの件に関してコメントしておらず、不正請求やパスワード流失の事実なども認めていない。
消費者庁は、音楽配信サイトのカード利用に対して注意喚起を行うとともに、業界団体の日本クレジット協会にもカード各社へ不正請求の実態調査を要請している。